こんにちは!
JPHACKS運営事務局の山川です。
2022年11月13日(日)、一橋講堂にて最終成果発表会「Award Day」が開催されました。
Award Day当日は、約1週間の開発期間「Hacking Sprint」のPitch Dayでの発表をもとに審査委員会で厳正な審査を実施し、それによって優秀なプロダクトを開発したとされる全16チームが集まりました。
今回は当日のピッチや各賞の受賞式の様子をまとめました。
会場の様子
オフラインでAward Dayを開催するのは2019年以来の3年ぶりで、運営陣も気合を入れて事前に準備を進めてきました。
会場である一橋講堂のピッチをする会場はとても大きく
「ここに沢山の学生や審査委員、スポンサー企業の人たちが集うのか…!」
準備で先に入った運営もこれからピッチを控えている学生等も身が引き締まるようでした。
オープニングが始まる前には全チームがピッチに向けたプレゼン資料やプロダクトの接続チェックを行い、準備万端に。
チェックの合間にも作業をしているチームのみなさんの姿がたくさん見られ、最終調整に入っているんだなと彼らの姿勢から伝わってきました。
今年のAward Dayになった会場の一橋行動については下記をご覧ください。
https://www.hit-u.ac.jp/hall/
Award Day開始
各チームの準備も終えて、10:00、ついにオープニングムービーが流れてJPHACKS2022 Award Dayが始まりました。
組織委員会委員長の江崎先生による開会挨拶でした。
改めて今年のテーマ「”X-Tech 2022″ Inspire and transformation together!」をおさらいして、発表を控えた学生のみなさんに激励の言葉を投げかけていただきました。
また、今年のJPHACKS Tシャツの背中にプリントされている言葉は「Keep hacking, don’t settle!」でした。
これはスティーブ・ジョブズの名言「Keep looking, don’t settle!」をモジったもので、ハックし続けるんだ、諦めちゃいけない!といった意味になります。
まさに調整を最後までしていた各チームのみなさんはこの言葉を体現できていたのではないでしょうか!^^
その後はAward Dayに進出した各チームに、審査委員の植松様よりJPHACKS Finalist Awardの賞状の授与が行われ、まずはAward Dayに進出を決めた16チームを讃えました。
心なしか、発表を控えているからかまだ緊張があるかのような…笑
Award Day進出チームによる最終ピッチ
そして始まりました。
Finalistたちによる最終ピッチ。
どのチームも、発表前の準備から緊張感が伝わってきました。
豪華なステージで、多くの観客が目にする前で緊張を飼い慣らしながらも、どのチームも全力で挑んでいたと思います。
プロダクトがスムーズに動作しないチームもいて悔しい思いをした学生もいたかと思いますが、堂々とピッチをやりきっていました…!
やはりオフラインでの発表だと、観客からの笑い声や「おぉ〜」といった感心の声が聞こえてきて臨場感があって良かったです!
そんなピッチの様子をいくつかご紹介します。
※Twitterで実況をしてくださっていた、審査委員でもある神武様、ありがとうございました笑
日本最大級学生向けハッカソン #JPHACKS
#5
椅子に取り付けるだけで体重を管理
『Health Chair』過去のデータから個人に合わせた座り過ぎの注意喚起や姿勢の推定も!
体重計の場所を取らないのも素晴らしい✨ pic.twitter.com/2BAfGGyEKy
— ネ申武 (@koooootake) November 13, 2022
日本最大級学生向けハッカソン #JPHACKS
#11
アバターがあなたの作業を見守ります
『VRooM』誰かと一緒に作業したい課題を解決!作業の合間の休憩時間にスクワットも!GitHubの草のように作業時間の可視化もできる!スマホからも見れる
作業部屋や休憩場所のクオリティが高くて可愛い✨ pic.twitter.com/cbgRl19Tdh
— ネ申武 (@koooootake) November 13, 2022
日本最大級学生向けハッカソン #JPHACKS
#13
スマホをリモコンに複数人でプレゼン
『スマートポインター』スライドの切り替え担当とスピーカーが一致しない問題を解決!タイマー機能やカスタムポインター機能も!
今すぐJPHACKSの運営さんが取り入れるべきアプリなのでは!? pic.twitter.com/uWWn1TX3w2
— ネ申武 (@koooootake) November 13, 2022
EXPO
発表後は各チームが各ブースに分かれて自分等のプロダクトを熱く審査委員や企業スポンサーの方々に語るEXPOの時間です。
うまく発表しきれなかったチームも、この時間で挽回しようと頑張って話していたため、会場がかなり盛り上がっていました!!
プロダクトを知ってもらうためにポスターを用意してきたり、客寄せパンダ的なポジションで見にきた人を確実にキャッチしようとしたり、あの手この手で多くの人に見てもらおうとする様子が見られるのがオフラインならではですよね^^
3年ぶりのオフライン開催というのもあり、運営陣も久しぶりのこのガヤガヤした空間に圧倒されていましたね笑
EXPO後半は学生同士でプロダクトの見せ合いタイムに入り、お互いのプロダクトを讃えあい、刺激を受け合っていたように感じています。
受賞式
ピッチ、EXPOが終わっていよいよ各種スポンサー賞や審査委員特別賞、そしてBest Hack Award(いわゆる優勝的な賞です)の諸々の賞の発表の時間になりました。
全チームがやれることを全てやりきってあとは祈るだけという、もうなんだかもどかしくなりすぎて見てるこちら側もお腹キリキリしそうでした。
各賞の発表時に鳴るドラムロールも、最後の「デン!」までがすごく長く感じて途方に暮れそうでした。
受賞したチームは嬉しさから、遠くから離れていても聞こえるような雄叫びが聞こえてくることもありましたね笑
Best Hack Awardを受賞したチームは、ディズニーランドに詳しくない人でもルートを効率的に周れるアプリディズニーAIナビを開発したチームC_2201のテックカフェテリアでした。
このチームは、プロダクトそのものの完成度の高さはもちろんですが、Award Day前日に、自分達で自分達のプロダクトを実際にディズニーに行って使ってみることまで行っており、推薦されるルートの優位性を実証していたのが審査委員の方々の心を打ち、高評価を得たため受賞したのだと思います。
作って終わりにせず、自分達で実際に使ってみるというところにクリエイターとしての愛が伝わってきますね!
受賞時のコメントを話している時も、感動からか、コメントを話す学生さんの手が震えていたのが印象に残っています。
本当におめでとうございます!
また、受賞できなかったチームも、受賞したチームに拍手を送ったりハイタッチをしたりしてお互いがお互いを尊重し、讃えあう光景がとてもほっこりしました…!
各賞の詳細は受賞結果報告ページをご覧ください。
https://jphacks.com/information/result-report2022/
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長かったようであっという間だったAward Dayもこれで終了しました。
最後には記念に参加者全員でパシャリ。
3年ぶりのオフラインでJPHACKSポーズをみんなでして撮りました。
たくさんの賞を受賞して嬉しいチームもあれば、なかなか受賞までは繋がらなかった悔しい思いをしたチームもいたかと思います。
それぞれのチームでは開発期間中にさまざまなドラマもあったでしょうし、発表当日にもアクシデントがあったり努力が実る瞬間があったと思います。
今回のJPHACKS2022で得た経験をもとに多くのことにもっと挑戦していってもらいたいですし、来年参加できる学生の皆様には再度チャレンジしてもっと良い賞を狙ってもらいたいとも思っています。
本当におつかれさまでした!
また、今年からJPHACKSの運営陣は体制を少し変更して、OB/OGの中から運営をやりたいと挙手したメンバーにもジョインして準備・開催をしました。
来年もこのコミュニティを拡大していきたいと思っているので、興味のあるOB/OGのみなさんは是非一緒に盛り上げていけたらと思っています!
ちなみに、来年はJPHACKSがなんと10周年を迎えるそうで…
何か特別なこと、できないかなぁなんて。思ったりしています。